こんにちは、sunny childです。
誰もが子どものころ、一度は「壁いっぱいに落書きしても怒られなければいいのに」なんてことに憧れたのではないでしょうか。私もその一人。幼いころの住まいは分譲マンションでしたが、壁にボールペンで絵を描いて怒られた記憶も今は懐かしいこと(笑)
そんな懐かしい記憶のもと、子どもの部屋をまるごと「黒板」にしてしまうことにしました。
どうせなら子どもにも参加してもらおう!と親子DIYにも挑戦♬
楽しくDIYして、楽しくあそべるチョークボードDIYの世界へようこそ。
チョークボードペイントの特徴

今回子ども部屋DIYで使用したのは、塗るだけで黒板になるペンキ『チョークボードペイント』。
素人でも手軽に塗れて、あっという間に壁を黒板に変身させられるペンキです。
塗ったところが黒板としてつかえる
通常のペンキのように塗っていくだけで黒板のようにチョークで描いて消せる壁が出来上がります。
ダイヤモンドのような硬い塗膜を形成し、チョークで書いてもキズが付きにくい。
施工してみた印象は、塗ったところから膜が貼っていくような感覚です。
速乾性もあり、乾くのも早い印象でした。
チョークは水拭きで綺麗に消える
黒板そのものとして、チョークで描いた文字や絵は黒板けしで消せます。
水拭きすればさらに綺麗に消えて、なんどでも描くことができます。
色々な素材に塗れる
壁一面にする場合の石膏ボードやベニヤ板はもちろん、
- ガラス
- モルタル
- コンクリート
- アクリル
- 段ボール
- 金属
などいろいろな素材に施工できます。
アイデア次第で活用方法は無限大!
カラーバリエーションも豊富
一般的に「黒板」と聞いて思い浮かぶのは学生時代によく見た真っ黒や緑ですが、パステルカラーや原色系など、バリエーションもかなり豊富になっています。
圧迫感なくお洒落に黒板を生活に取り入れられるのが嬉しいです。
黒板ペンキの種類
主なチョークボードペイントをチョイスしてみました。
【ターナー色彩】チョークボードペイント
大手塗料メーカーから発売されている黒板塗料です。
ホームセンターや100均などでも見かけやすく手に入れやすいのが嬉しいポイントです。
【KamakuraPaint】CHALK BOARD PAINT
我が家で使用したのはこちらの『GREY-03.ヒルサイドビュー』。
臭いが少なく、子どもと一緒でも安心して施工できました。
しかも、VOC(揮発性有機化合物)フリーなので安全が目に見えるのが嬉しいです。
【壁紙屋本舗】イマジン チョークボードペイント CHALK UP!
「すばらしき手描きの世界」の著者CHALKBOYさんがプロデュースしたチョークボードペイント「CHALK UP!」
ペイントした面が黒板になる壁紙屋本舗オリジナルの黒板塗料で、全14色というバリエーション。
CHALKBOYさんがチョイスした絶妙なカラーが唯一無二で魅力的です。
黒板スプレー
スプレータイプで吹き付けるだけのものもあります。ペンキ塗りに必要なバケツやハケなどを揃え無くていいのでお手軽です。
ただ、今回のように壁一面に直接黒板を塗っていく施工用というより、コンパクトな黒板を製作する際に重宝しそうな印象。
壁をチョークボードにDIY
我が家の子ども部屋DIYになぞって、壁全面を黒板に仕上げていく手順を見ていきましょう。
まずは壁を整える
黒板加工する際の注意点としては
- 平らな壁を用意する
と言うこと。壁紙が貼られている壁の場合は剥がすか板を貼らないといけません。
うちはDIY可能物件と言うことで、思い切って壁紙を剥がしていきます!

ビリビリと壁一面を破くなんて爽快!
4歳ムスコも無心で破いていってくれて「楽しかったあ♥」とご満悦でした。
※原状回復可能な施工についてはこの後ご紹介しますね↓
塗らない部分をしっかりとテープで養生
通常の壁施工と同様、塗装する壁以外をマスキングテープとビニールを使用して保護していきます。
- 天井との境目
- 塗らない壁との境目
- スイッチやコンセントカバー
- 床(巾木)との境目
この時の養生の丁寧さが後の仕上がりに響くので、手を抜かずしっかりと貼っていきましょう。

一気に塗り上げ
特徴のところにも書きましたが、黒板塗料の特徴は「膜を張っていく」ところです。塗ったところから表面に膜ができていくので、範囲を決めて一気に塗り進めていきましょう。
子どもと一緒に施工する場合は
- 大人→養生テープとの境界線や高いところなど子どものが塗りにくい箇所を
- 子ども→手の届く範囲を自由に塗ってもらう
最後に子どもの塗り残し部分をなぞっていくイメージです。
2度塗りでムラなく仕上げる
約4時間あけてから2度塗りをします。塗った直後はムラがあるように見えても、乾くと馴染んで綺麗に仕上がります。
石膏ボードやベニヤ板を使って原状回復OKなDIY
「壁一面を黒板にしたいけど賃貸だから直接は塗れない!」と言う場合にも、大きな板を使えば原状回復対応で施工できます。
ただ、かなり大きくて重いので、壁の上から下まで全てカバーできるような板を女性一人で買って持ち帰るにはハードルが高いです。
マスキングテープ+強力両面テープで
板をスマートに壁にくっつけたい場合はこの技がつかえます。
板一枚分しか前に出てこないので、圧迫感も少なくてGOOD!
壁紙に直接マスキングテープを貼り付けるので、原状回復には注意が必要です。
ディアウォールやラブリコを使って
原状回復OKで壁を作る時の定番、ディアウォールやラブリコを使って支柱を立てて板をタッカーなどで留めれば、倒れてくる心配も少ない安心施工。
柱と板一枚分前にせり出してくるので、少し圧迫感があるかも知れませんが、原状回復は綺麗に対応できそうです。
余ったチョークボードペイントの活用方法
万が一余っても色々使えてしまう黒板塗料♪
小さな板に塗って簡単な伝言板に
ガラス瓶に塗ってカフェ風の保存容器に
段ボールに塗って子どものおもちゃに
まとめ
子ども部屋に壁一面の黒板を作ってみた感想としては「つくるのも、使うのも、楽しい!」です。
施工も一緒にすることで、2度楽しめました。
今は落書きとしてですが、もう少し大きくなってきたらアイデアを書き留めたり、伝言板にしたりと、成長と共に使用用途も変化していきそうで楽しみです。