こんにちは、サニチャ(sunny child)です。
DIY可能の賃貸マンションで、その時の気分に応じておうちの中をカスタムしながら親子2人暮らしをしています。
7月より、カインズホームのWEBメディア『となりのカインズさん』の公式アンバサダーとして、cainzのDIYアイテムを色々と試しています。
その中で、今回どハマりしてしまったアイテムがありまして…
それが、『Kumimkokuメタル塗装キット(ブロンズベース)』です。
塗ることによって金属のような質感に仕上がる塗装なのですが、用途のバリエーションも多く、しかも使いやすい!
と言うことで、今回はこの塗料を使った塗り方のコツや使用感、注意点などを詳しくまとめていきますね。
カインズ『Kumimoku塗装キット』とは?
セット内容
- ベース色の塗料59ml×1本
- 仕上げ色の塗料59ml×1本
- スポンジ×1本
スポンジまでついているので、すぐに作業できるのが嬉しかったです。
色のバリエーションとしては、
- ≪メタル塗装キット≫
- ブロンズベース(←私はコチラをチョイス)
- シルバーベース
- ホワイトベース
- ブラックベース
≪ダメージ塗装キット≫
の4タイプあります。
セットの特徴
アイアン塗料は単色売りの事が多いですが、コチラは2色セットになっています。
私がチョイスした『Kumimokuメタル塗装キットブロンズベース』は、ブロンズ色をベースとして塗り、ゴールド色で仕上げることで、より立体的なアンティークゴールドな雰囲気が出ます。
スポンジのタッチを変えたり、ブロンズとゴールドの色のバランスを調整すれば自分好みによりアンティーク感が出ると思います。
ブロンズとゴールド、それぞれ単色使いしても良いですしね!
スポンジでポンポンと塗っていくのですが、一度塗りでもしっかり発色してくれます。
水性塗料で非毒性なので、家庭内のDIYでも安心して使えるのも嬉しい点。
乾燥時間も15~30分と、かなり短いので速乾性にも優れていると思います。
塗れる素材
- 木
- 布
- 壁
- キャンバス
- 紙
- プラスチック
- 金属
- ガラス
水性なので、とにかくどんな素材にも使用できてかなり優秀!
木製フレームもあっという間にアイアンフレームに返信させることもできますし、アイアンを色を変えたい時にもぴったりです。
プラスチッキ・金属・ガラスは表面がツルツルしているので、シーラーなどの下地を塗ってから使います。
『Kumimokuメタル塗装キット ブロンズベース』を実際に使ってみた
トイレのペーパーホルダーをアンティークゴールドにDIY
まずは、ペーパーホルダーとタオルホルダとして使っている、2連のブラックアイアンペーパーホルダーをゴールドに塗装してみました。
①取り外す
壁から取り外し、木製の天板も取り外してアイアンだけの状態にします。
②下地材を塗る
今回はターナー色彩の『マルチプライマー』を下地として使いました。
入り組んだ形なので、まんべんなく薄くのばしながら塗っていきます。
全て塗り終えたら、乾燥時間は2時間です。
③ブロンズベースを塗る
まずはブロンズベースを塗っていきます。
付属のスポンジは握りやすいサイズにハサミでカットして使いました。
スリスリと塗りこむのではなく、塗料を含ませたスポンジをポンポンポン…と弾ませながら全体に塗っていきます。
スポンジの細かい穴でできる凹凸感がよりアイアンっぽさを演出してくれるので、神経質にならずおおざっぱにやる方がGOOD!です。
全体に塗り終えたら、乾燥時間は15分~30分
④仕上げのゴールドを塗る
ベース色がしっかり乾いたら、2色目のゴールドを塗り重ねていきます。
コチラも同じく、スポンジに塗料を含ませポンポンポン…と弾ませて。
この時に、ブロンズが全て見えなくなるように綺麗に塗りつぶすよりも、わざとムラがあるように塗った方がアンティークな質感を楽しめます。
全体に塗り終えたら、乾燥時間は15分~30分
⑤取り付け直して完成
塗料が完全に乾燥したら、外しておいた天板を取り付け直して、壁に開いた元のネジ穴に合わせてネジを締め直したら完成です!!
使用したアイテム
洗面所のタオルホルダーもアンティークゴールドにDIY
トイレの次は洗面所に取り付けているSeriaのブラックアイアンバーを使ったタオルホルダーと雑貨屋さんで300円ほどで購入したタオルフックもアンティークゴールドに塗ることに。
こちらは壁の石膏ボードがかなりもろく、一度ネジを外してしまうと元に戻すことができない状態だったので、壁に取り付けたまま塗装していきました。
①アイアンの周りをマスキングで養生する
壁に付けたままなので、壁紙についてしまわないようにしっかりマスキングテープで保護します。
ちょっとでもはみ出したら不格好ですからね…
下地材を塗る
こちらも同じくマルチプライマーを下地として塗りました。
全て塗り終えたら、乾燥時間は2時間です。
③ブロンズベースを塗る
壁についてしまわないようにスポンジに塗料を含ませてポンポンと塗っていきます。
マスキングテープとの境目はしっかり保護されているので、安心してアイアン部分に塗り残しがないようしっかりと塗ってきましょう。
全体に塗り終えたら、乾燥時間は15分~30分
④仕上げのゴールドを塗る
こちらも同じく、はみ出さないように慎重にポンポンと…
フックの入り組んだ部分やバーの裏側がかなり塗りにくいですが、まんべんなくアンティークな質感になるように塗っていきましょう。
全体に塗り終えたら、乾燥時間は15~30分
⑤養生を外して完成
完全に乾いたら、マスキングテープを剥がして出来上がりです!
ずいぶん印象が変わりますね♡
使用したアイテム
『Kumimokuメタル塗装キット ブロンズベース』を実際に使ってみた使用感とコツ
施工するときのコツ
どんな素材も塗るだけで金属のような質感になるメタル塗装キット。
より、金属のように仕上げるためのコツは…
- スポンジに塗料を沢山含ませすぎない
- ポンポンと弾ませながら少しずつ濃く塗っていくイメージです
- ベース色は素材が見えなくなるようしっかり目に塗る
- 仕上げ色はベースを完全に覆わないようわざとムラを作る
こんな感じでやると、より本物のような質感に仕上がりますので、実践の際は参考にしてみてください。
使ってみて感じた注意点
施工するときは必ずゴム手袋や軍手を付けて行った方がいい
→スポンジから爪の間にジワジワとしみ込んでくるので手袋必須です
壁から外して塗る時、最初は手で持って作業していいけど、全体に塗れるにつれて床置きで作業
→乾いていない状態の塗料に手が触れてしまうとせっかくスポンジで作ったアイアンの質感が台無しに…
素材に応じて下地材を使うことさえ忘れなければ、あっという間にアイアン仕上げができるスグレモノです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
個人的には、100均で買ったアイアンバーが、雰囲気のあるアンティークゴールドに変身して、とっても満足しています♪
ちなみに、今回は下地材としてマルチプライマーを使用しましたが『Kumimoku 水性下塗りペイント』をカインズで同時に購入してしまうのもおすすめです♪
みなさんもメタル塗装で、自由自在に自分好みのアイアンを手に入れましょう!