こんにちは、サニチャ(sunny child)です。
DIY可能な賃貸マンションに住みながら、ひとりでセルフリノベーションを始めてから、早1年が経とうとしています。
まったくのど素人、家具づくりや日曜大工はそばで見ていたことはあるけれど、自分でやったことはない超初心者DIYerだった私も、床や壁紙貼り、ペンキ塗りや家具作りなど、色んなDIYを経験して、随分とやりたいこともカタチにできるようになり自分らしい家になってきました。
そして、DIYをしていると、誰もが頭を悩ませる問題に私もずっと悩まされています。
それは『端材問題』。
ものづくりをしていると、どうしても半端に残る材料があります。
セルフリノベーションをしていると、木材や壁紙・クッションフロアやペンキなど、中途半端に残ってしまって、それを保管しておくのにも場所を取る…という悩みがつきものなのです。
そこで今回は、そんな端材を活用する『端材活用DIYアイデア』についてまとめていこうかと思います。
木材の端材活用DIY
キッチンのカウンター棚や、子ども部屋の収納コの字型棚を作った際に沢山の端材が出ました。
安く木材を買おうとすると、切り売りされているものよりも大きな規格で販売されているものをホームセンターでカットしてもらった方が割安で購入できるので、大きな板を使用する棚の材料の大きさを計算してうまく収まるように寸法を決めその場でカットして買いました。
ですが、やはり全てを綺麗に分割しきることができないので端材が出てしまいます。
そこで作ったのが、小さいサイズで簡単に作れる家具たちです。
小さいサイズの踏み台
5歳の子どもにとって、スイッチや洗面台の蛇口など、微妙に届かないモノがいくつかあります。
そこで、洗面所用にしっかりとしたサイズの踏み台と、スイッチ用のスリムな踏み台の2種類を作りました。
この端材、計8枚を使って踏み台を2台つくります。
寸法などは、端材のサイズにお任せ。
あったままの木材のサイズを基準に作ってます(笑)
なので、他ではあまり見かけないようなスリムな踏み台も誕生しました。
これが意外に万能で、ほんのちょっとの高さなのですが、あとちょっと届かない電気やインターホンのスイッチに息子の手が届くようになるし、通路を邪魔しないので置きっぱなしにしていてもOK!
軽いのでそのままキッチンにズリズリと運んできてお料理のお手伝いの時にも使ってくれています。
この要領で、端材のサイズに任せて踏み台を作ったり、アウトドア椅子やベンチを作ったりするのも楽しいです。
ガーデニング用棚
ベランダに置く簡単な棚も端材のみで作りました。
残っていた天板の長さをそのまま活用して、後は同じ長さに切った脚をハの字にビスで止めるだけの、強度も何もない棚です(笑)
室内の観葉植物に日光浴させるときや、洗った靴を乾かしたり、何かと使える簡易棚です。
壁紙の端切れの活用DIY
壁紙も半端が出やすいDIYアイテムです。
ほとんどの場合1m単位で注文するので、どうしても余ってしまいます。
そして、なんだか使えそうで捨てるに捨てられない…!!
でも軽くて使いやすいので、
- 素敵なテキスタイルならフレームに入れる
- クリア収納ケースの中身隠し
などの簡単活用もできちゃいます♪
クッションフロアの活用DIY
厚みがあり、壁紙に比べると重さもあるので活用に頭を悩まされる1つです。
ただ、壁紙と違って防水性にも優れているので、インテリア空間に活用しやすいのも特徴。
我が家では、ヘリンボーン・パーケット柄・ハニカムタイル柄・マーブルハニカムタイル柄、計4種類もクッションフロアを使ったので、それぞれ中途半端に残りかなり保管に場所をとりました…
思い切ってトイレのアクセントクロスとして活用
リビング~玄関までかなりの範囲に使ったヘリンボーン柄クッションフアは、途中足りなくなって買い足したこともあり、結構な量が余りました。
そこで、DIYの最中に思い付きでトイレのアクセントクロスとして正面壁に貼り付けてみることに。
重いので心配しましたが、原状回復可能な粉のりスーパーフレスコイージーでしっかり接着でき、1年間異状なく使えてます。
これは個人的にとっても気に入っているDIY箇所です♡
トイレのセルフリノベDIY記事はコチラ↓
【素人DIY】平凡な賃貸マンションのトイレを、ホテル風空間にセルフリノベーション
階段の蹴込み板の飾り
リビングとダイニングの間がステップフロアのようになっていて3段ほどの階段があり、そこの蹴込み板部分にトイレで使用したマーブルハニカムタイル柄のクッションフロアを施しました。
主張しすぎず、踏面の板との相性もバッチリ決まりました。
ダイニング側からは見えないけれど、階段を下りた時だけ見えるなんだか特別な気分になれるお気に入り箇所です。
押し入れDIYの床に活用
ワークスペース後ろの押し入れを完全オープンな飾り棚収納にDIYした際に、押し入れのレール部分の段差を埋めるためベニヤ板を2枚はめ込んで高さを合わせて、レールを隠すようにリビングに使ったヘリンボーン柄のクッションフロアを敷きました。
100均のリメイクシートで縁を隠してしまえば、もともと押し入れのレールがあったことが分からないくらい綺麗に仕上がりました。
押し入れのセルフリノベDIY記事はコチラ↓
【素人DIY】押し入れをソファ席にリメイク!ディアウォールで原状回復可
手作りワゴンの底に活用
カインズホームの、簡単にDIYを楽しめるオリジナルブランドKumimokuシリーズのスキットLLを2つ使ってワゴン。
そのままだとなんだか味気ないので、底板にそれぞれハニカムタイルとヘリンボーンのクッションフロアを敷いてみました。
(本当はハニカムタイルを両方貼りたかったけど良いサイズの端切れが見つからなかった…涙)
ただ組み立てるだけより、自分らしいアクセントができて愛着が沸きました。
さらに、クッションフロアは表面が防水性に優れているので、無垢材むき出しの状態より手入れがしやすくなり、一石二鳥なアイデアです。
下駄箱の水除け
我が家の下駄箱は、一番下の段に長靴と傘を置いているのですが、濡れて帰ってきた日にそのまま収納すると木に水が吸収されてどんどんシミになりそう…
と言うことで、この幅にちょうど合うクッションフロアの端切れを探して切り込みを入れてサクッと防水仕様に。
リメイクシートで縁を隠せば、加工したこともバレません…♡
余ってしまったペンキの活用DIY
これは絶対に余ると言っても過言ではないDIY材料、それはペンキ。
いつも余ってしまい、部屋の隅にインテリアとしてペンキ缶を積み上げて、ずいぶん経ってから開けてみるとガチガチに固まってて使えなくなっていた…!なんてことも経験しました。
せっかくなので、有効に使いたいですよね。
植木鉢ペイント
100均で手に入る陶器の植木鉢なら、そのままペイントできちゃいます。
ベタ塗りしてもいいし、模様を描いてもいいし、統一せずにいろいろな色や柄があっても楽しいのでちょこっとペンキが余ったらオススメな方法です。
DIYした家具のアクセントカラーに
カラーペンキが余ったなら、DIY家具のアクセントカラーに使うのがオススメ!
手作りしたDIYワゴンの縁だけにブルーペンキを塗ってみたら、これだけでオリジナリティが出て愛着度がさらに上がりました。
バスケットのペイントDIY
北欧・ナチュラル・アジアン、どんなインテリアにも使いやすいシーグラスバスケットにペイントするDIYも楽しかったです。
壁のDIYに使ったペンキを使えば、部屋全体の統一感も作り出せるので既製品のバスケットにワンポイントペイントするのもオススメ。
シーグラスバスケットのDIY記事はコチラ↓
【リメイクDIY】シーグラスバスケットを自分好みのペンキでペイントするインテリアDIY
マルチプライマーと合わせて使う
水性下地材のマルチプライマーを下地に塗れば、ガラス・アイアン・プラスチックなど、いろんな素材のものに水性ペンキを塗れるようになります。
これを使えば残ったペンキで色んなものをDIYし放題!
デスクや鉄製収納棚をペンキで塗ったり、ガラス瓶にラベル風にペンキを塗ったり、、、アイデア次第でバリエーションは無限大に広がりそうです…!!
マルチプライマーを利用したDIY記事はコチラ↓
【アイアンDIY】100均アイテムもアンティークゴールドに!?カインズのメタル塗装キットの塗り方とコツ
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、我が家で実践したDIY端材の活用アイデアについて書き出してみました。
みなさんのおうちでも活用できそうなアイデアはありましたでしょうか?
せっかく気に入って選んだ素材たち。
余すことなくDIYに使えると嬉しくなりますよね♪
これからも、セルフリノベーションを楽しみつつ、端材も有効活用していきたいと思います。