親子の暮らし

column07:親子で秋を楽しむ|DIYでインテリアにも季節の色を取り込んで

親子で楽しむ秋探し

こんにちは、サニチャ(sunny child)です。

自然に囲まれたDIY可能賃貸マンションに暮らしながら、5歳の息子とふたりで暮らしています。

7回目のコラムのテーマは『親子で秋を楽しむ』です。

親子で楽しむお山散歩の秋探し

「今年は夏が長いな~」なんて言っていたら、あっという間に寒い日が増えてすっかり秋冬モードに。

山も、青々とした緑色から、うっすらオレンジ色に色づいてきました。

そうなると楽しみなのが、『秋さがし』です。

秋は色んな代名詞がありますよね。

『食欲の秋』『読書の秋』『スポーツの秋』『芸術の秋』…

暑い夏が終わって、ひんやりした風を受けるようになって、いろんな意欲が湧いてくるのでしょうか。

私はそんな秋が大好きな人のひとりです。

紅葉が浮かぶ

まだまだ、気軽に遠くのレジャーに行けないご時世だから、親子で楽しむのに最適なのは『秋探しの散歩』

これがとっても楽しいのです。

幸いにも、散歩ができる程度の山も近くにある環境で育ったので、山を散歩することは小さいころから馴染みがあります。

息子も、山が近いこの地に住むようになってから山の散歩は日常のようなもので大好き。

急な坂道も駆け足でのぼり、駆け足でくだっていきます(笑)

親子で楽しむお山散歩の秋探し

特に、秋の山のお散歩は、山の落とし物がたくさん。

どんぐりに落ち葉、散歩している虫やトカゲ。上からぶら下がっているミノムシ。

「あ!○○みーつけた!」

「どれどれ見せてー!」

と、お互い発見したものを報告し合っては歩いていくだけなのですが、

秋の散歩はおうちに着くころには拾った山の落とし物で袋がパンパンになっていることも(笑)

たくさんのどんぐり

せっかく拾ってきた落ち葉もどんぐりも、そのまま置いていたらしおれていくだけなので、この時にしかできない秋のアートを作ります。

去年の秋探しで見つけた落ち葉は、100円ショップで買ってきたフォトフレームをペンキサンプルで色とりどりに塗ったものに収めて『落ち葉アート』にしました。

小さなフレームの中で「どんな形に並べようか?」と考える時間もまた楽しい。

落ち葉アート作り

フレームに収めながら、「これは息子がすごく自慢げに持ってきてくれた一等品の葉っぱだ♡」や、「なんか顔に見えるな…」とか考えながら、夜のうちにこっそり作って朝に息子にプレゼントしました。

ダイニングテーブルの、ちょうど息子の席の後ろに飾っているので、この一年間、毎日息子と食事をしながら秋のアートを眺める時間が幸せでした。

どんぐりは、「100円ショップに売っているリースのベースにボンドでくっつけていけば、もりもりのどんぐりリースになるだろう」と安易に考えて作り始めたら、これは全然だめで。

すぐにぽろぽろ落ちてくるんですよね(笑)

子どもが拾ってきたどんぐりで作るリース

なので、今年こそはもっとゴージャスな『どんぐりリース』を作るぞ!と今から意気込んでいます。(笑)

そして気を付けておかないといけないのが『どんぐり虫』。

正確には『ゾウムシの幼虫』なのだそうですが、ちゃんと処理しないと出てくるんですよね…

幼稚園の先生に教えてもらって、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫に入れてしばらくしてから作ったのですが、床を見たら白いムニュムニュが転がっているのです(笑)

恐怖でした(笑)

それも、秋の笑える思い出です。

そうそう、去年ネットで「どんぐり虫は焼くと食べられる」って出てきたので息子に言ったら「食べたーい♡」と言ったので、どんぐり虫を焼きました。

そして、息子、食べました。(笑)

子どもの好奇心って恐ろしいですね。

これも秋の笑える思い出です。

一生言い続けられる伝説を作ってくれました。

「今年はもう食べ無くていいからね…(小声)」

親子で楽しむお山散歩の秋探し

さて、今年もそろそろどんぐりが落ち始め、色づいた葉っぱも山道に落ちる頃でしょうか。

この週末、早速今年一回目の秋探しの散歩に行ってきたいと思います。

今年は持ち帰った落ち葉やどんぐりでどんなものをつくろうかな♪

去年はこっそり作ったのですが、年長さんになって手先も随分器用になってきた息子と、今年は一緒に何か作れたらいいなと思ってます。

子どもが拾ってきたイチョウの葉っぱ

都会に住んでいるとなかなか山登りの秋探しは難しいかも知れませんが、公園に植わっているイチョウの葉っぱをカサカサしたり、普段の家の周りを散歩してみるだけでも以外に秋が見つかるものです。

「秋桜が咲いてるな~」とか「青々としていた雑草たちが黄色くなってきたなとか」「鼻から抜ける空気が冷たいな」とか「焼き芋売ってるな」とか。

どんな場所でも、周りをゆっくり見ながら歩けば季節の声が聞こえてくるはず。

寒くなってきて、体調も崩しやすくなってきますが、秋を見つける散歩をしておうちで秋からの贈り物を愛でる時間もとっても楽しい。

普段、ゲームやイヤイヤ言っているワガママ太郎も、自然の中に連れていくと違った一面を見せてくれたりします。

自然の力ってすごいですね。

親子で楽しむお山散歩の秋探し

私も、1年経った息子が今年の秋探しの散歩でどんな新しい一面を見せてくれるのか今から楽しみです。

みなさんも素敵な秋が見つかりますように…*゜