こんにちは、サニチャ(sunny child)です。
今回は、テレビボードのDIYについてです。
「テレビボードを自分で作るなんて難しそう…」って思いますよね。
棚を組んで、しっかり強度のあるものを作るなんてハードルが高い!
でも、だからと言って安っぽいのも嫌だし…と言うことで出来上がった我が家のテレビボードは、安価な発泡スチロールブロックに一工夫加えて作る超簡単シンプルローボード。
今回は、実際の作り方をご紹介します。
テレビボードの仕上がり

今回作っていくのは、高さ20cmほどのちょっとインダストリアルなローボード。
発泡スチロールをコンクリート調壁紙で包んで、なんちゃってコンクリートブロックを作っていきます。
無垢集成材を天板に使ったので、安っぽく見えず、インテリアにマッチしやすい雰囲気に。
天板の長さを部屋に合わせて調整できるので、空間にぴったりのボードを作ることができます。
それでは、作り方を見ていきましょう。
簡単テレビボードの材料
『簡単』と言っているだけあって、材料はたったの3つ。
どれも比較的安価に手に入るものなので、低予算で作れちゃいます。
DAISO発泡スチロールブロック(大)
なんと100均で手に入るあのブロック。
いろいろな使い方ができるので、ネット上でもDIYのアイテムとして人気です。
小は100円、大は200円で販売されていました。
店舗によって品揃えが違っていたり、人気で在庫切れしていたりするので、確実に手に入れたい場合は最寄の店舗に確認してみるのが良いと思います。
今回は、天板2枚分を支えるために6個用意しました。
コンクリート調の壁紙
壁紙はご自身のお好みのものでOK!
壁紙を売っているお店は近所にはなかなかないと思うので、ネットで注文するのがオススメです。
1mあたり400円ほどで手に入るものも多いので、比較的安く手に入ります。
私がチョイスしたのは、壁紙屋本舗さんのコンクリート特集の中の1枚。
ベージュがかった海外チックなコンクリート柄です。(SBB-1372)
壁紙を購入する際に注意しておきたいのが、のりなしをチョイスすることです。
のりありを選ぶと、壁に貼り付ける専用の糊が付いた状態で到着するので、今回のDIYには不向き。
必ずのりなしを選んでください。
ブロック6個分を包むために1m用意しました。
お好みの天板
天板もお好みのものでOK!
テレビなどの重いものを乗せることを想定して、厚みのあるものを選ぶのがポイントです。
我が家ではアカマツの集成材を選びました。
幅1,500×奥行370×厚み15(mm)
のサイズで2枚用意。
幅や厚みはお好みで良いですが、ブロックの幅に合わせて必ず奥行は370mmにしてください。
天板に使える木材はホームセンターで手に入ります。
お店の人に頼めばその場でカットしてもらえるので、あらかじめ長さを決めて買いに行くのがオススメです。(カットは別途料金かかる場合が多いです)
魔法テープ
材料ではないのですが、魔法テープを使うのもオススメ。
天板とブロックがグラつくのを防ぐために使います。
ボンドなどで完全に接着してしまうと解体の際に大変になるので、貼って剥がせる厚みのあるもので固定するのが良いです。
魔法テープでなくても、耐震マットや滑り止めマットを挟んだりしてもいいと思います。
その他用意する道具
- 天板の仕上げオイル
- 紙やすり
- ボロ布
- はさみ
- 両面テープ
これだけでできちゃいます。
天板の仕上げオイルはお好みのものを。私はワトコオイル<チェリー>を使いました。
サラサラとしたオイルなので初心者にも扱いやすいです。
個人的にオールドウッドワックスも好きです。
簡単テレビボードの作り方
それではいよいよ作っていきます。
天板の下準備
まずは時間のかかる天板の準備から始めます。
- 表面のやすりがけ
- オイル仕上げで艶を出す
ホームセンターから買ってきたままの状態だと、カットした部分にささくれがあったり、表面がざらざらしていたりするので、紙やすりで表面を綺麗に整えていきましょう。
100均で数枚がセットになったものが売っていて、数字の小さいものが一番目が粗く、数字が大きくなるにつれて目が細かくなめらかいなめらかな仕上がりです。
まずは、最も小さい番号の紙(60とか)を使ってカット面のささくれや大きな凸凹を削ります。
凸凹が減ったら、次に小さい番号で表面を全体的に削り、そこから順に番号を揚げていきながらやすり掛けをしていき、最後に最も数字の大きいものでサラッとした手触りになるまで磨いていきましょう。
天板の状態が整ったら、要らない布などで表面に付着した木の粉をサッと拭き取り、オイル仕上げに移ります。
使用する塗料の使用方法にしたがって、ボロ布などで薄く塗り広げていきましょう。
全体に塗り終わったら、乾燥タイムです。
その間に土台の準備に移ります。
壁紙の下準備
次は壁紙をカットしていきます。
壁紙の幅がおよそ92cmで、その幅がギリギリで発泡スチロールブロックの外周にぴったり!だったので私は無理やり、1mの壁紙を6等分にカットして使いました。
でもこれだとちょっとギリギリ過ぎるしブロックの上下に隙間ができてしまうので(どうせ見えなくなってしまうのですが)2m以上買って余裕をもってしっかり包む方が本当はオススメです(笑)
コンクリート調ブロックを作る
ここでようやく発泡スチロールブロックが登場です。
この作業も簡単!で、カットしておいた壁紙でブロックをラッピングのように包んでいくだけ。
この時、壁紙と発泡スチロールを完全に接着してしまわないようにすると、気分を変えたくなった時や別の用途に使い変える時に簡単に取り外せます。
組み立てる
いよいよ組み立て…!
と言っても、ブロックを並べて天板を乗せるだけです(笑)
天板の塗装が完全に乾いたことを確認してから、ブロックを幅に合わせて均等に並べて天板を起きます。
魔法テープなどを仕込む場合はこの時に挟みこんでください。
グラつきがないことを確認して完成です。
作り方のポイント
今回のボードは、幅や壁紙の柄など、何でも自分好みにカスタムできます。
大まかなポイントさえつかんでおけば後はご自身の好きなように作っちゃってくださいね。
ただし、天板の幅とブロックの数に注意!
長い天板に対してブロックの数が少ないと、たわんで崩壊する可能性があります。
今回は1.5mの天板に対して3つのブロックで作りましたが、ブロックの数を増やすほど強度は上がります。
乗せるものの重さに応じて数は調整してくださいね。
作り方動画

簡単テレビボードのアレンジアイデア
▶レンガ調壁紙
レンガ調壁紙にしても雰囲気がグッと変わりそう!
▶何段か重ねてみる
同じ天板の長さのボードをいくつか作って積んでいくと収納棚にも。
洋服のオープンラックとしても良さそうです。
▶カゴやボックスを入れて収納棚に
高さが合えば引き出し棚にもアレンジ可能!
▶丈夫なので水槽ディスプレイ棚としても
テレビボードとして紹介しましたが実は我が家にはテレビがありません(笑)
ディスプレイ棚として使用していました。
今は、水槽用の台となっています。
発泡スチロールブロックが耐荷重100㎏なので、水槽2個もしっかり支えてくれています。
まとめ
本当に難しいことはほとんどなく、重ねるだけの簡単ボード。
天板の塗装だけが人手間かかりますが、それも、化粧合板にしてしまえば手間なしです。
ぜひ、自分好みでカスタムしながら作ってみてください。