こんにちは、sunny childです。
DIY可能な賃貸マンションに移り住んでから2LDKの部屋をまるごとセルフリノベーションをした我が家。
最初にクッションフロアを敷いたのはダイニングスペースでした。
一般的な造りではなく少しいびつな形の部屋なので床のDIYも一苦労!
実際にやってみないと分からなかった作業のポイントや注意点などをまとめてみました。
本当にDIYの全くの初心者が女性ひとりで初めてクッションフロア敷きに挑戦した備忘録です。
DIY前の我が家のダイニングルームの床

施工前の様子はこんな感じ。
本物のフローリングではなく木目調フローリングのクッションフロアが敷いてありました。
傷みもそれほどなく綺麗だったのですが、海外風インテリアに憧れがあったのでヘリンボーン柄のクッションフロアを上から敷いていくことに。
DIY賃貸なのでしっかり接着しても良いのですが、気軽に模様替えができるように原状回復可能な方法で施工していきます。
床DIYに使用したアイテム
床材に選んだ柄は、ヘリンボーン。
ヘリンボーンだけでも何パターンかあり、私はしっかり木が組んであるデザインのものが好きなのでこちらをチョイスしました。
色味もちょっとグレイッシュが入った印象で、こなれ感が出ます。
原状回復可能にするので、ズレ防止に『貼って剥がせる両面テープ』を使用しました。
- 施工に使用した道具は
- カット定規
- カッター
- はさみ
- 鉛筆
- 定規&メジャー
これだけあれば、今すぐ床DIYをはじめられます♪
施工前の下準備
施工を始める間に、簡単に床掃除。水拭きして汚れをとっておきます。
(ここから数年間密閉しますからね)
クッションフロアを床の形に合わせてざっくりカット
実際に床に敷いていく前に実際の長さをメジャーで採寸してカットしておきます。
床の形が長方形など、単純な造りの場合はそのまま床に敷いて端を切っていけばいいですが、我が家のようにいびつなカタチの部屋の場合は先に部屋のカタチに合わせて切っておかないといけません。
- キッチンとの間のカウンター
- リビングとの間にある階段との境界線
- 謎の細い通路
いびつポイントが3つもあるのでかなり頭を悩ませました。
完全初心者だったこともあり、このカットの工程だけで3時間かかりました…(笑)
いびつな形の部分は、ひたすらメジャーで採寸してクッションフロアの裏にカットするラインを鉛筆で線を引いていきます。
サイズ通りぴったりにカットしてしまうと、必ずと言っていいほど余白ができて下の従来の床が見えてしまうので、5cmほど余分にとっておくことも忘れずに。
床にズレ防止のテープを仕込む
原状回復可能で施工できる『貼って剥がせる両面テープ』を仕込みます。
(狭い空間の洗面所やトイレの場合は何もしなくても浮かないのですが、リビングダイニングなどの広い空間の場合は必須!)
下が『弱い粘着』、剥離紙側が『強力な粘着』になっているので、クッションフロア側ではなく床に。端全てにビーッと貼ってしまった方が安心かもですが、全ての辺に貼っているとかなりの長さになり、コストがかかってしまうので(笑)ちょっとケチって1m間隔くらいに10cmほどに切ったテープを貼っていきました。
この段階では剥離紙は外さずそのままおいておきます。
実際にクッションフロアを敷いていく
ここまで準備ができたら、いよいよクッションフロアを床に敷きます。
(2枚以上敷いていく時は一気にやらず、1枚ずつ仕上げてから次に移るようにしましょう。)
たゆみなく伸ばせたら、まずは確定させる一辺を決め、その部分の両面テープの剥離紙を剥がして固定します。
どこかが確定していないと、作業中のちょっとした動きでズレてしまい、思わぬ隙間ができてしまったりするので、結構重要です。
確定した一辺を軸にしてクッションフロアをしっかり伸ばして、貼る位置をしっかり確認脚ます。確定出来たら、壁に面している全ての剥離紙を剥がして固定。(クッションフロア同士の境は念のため固定せずおいておきました)
敷きこむ場所が確定したら、余った部分をカット定規とカッターを使って壁に沿わせて切っていきます。
クッションフロア同士の境界線の柄合わせ
1枚だけではダイニングの幅をカバーしきれなかったので2枚目も貼っていきます。
この時、ヘリンボーンなどの柄ものクッションフロアで難しいのが柄合わせ。
選んだものは横に並べるだけでは柄が続かないデザインだったので、できるだけ無駄が出ず違和感なく繋がる箇所をさがします。
完全に馴染ませようと思ったら、木の板の柄ごとに切って継ぎ接ぎすると綺麗に仕上がるのだと思いますが、ここまでの施工でかなり体力と気力を持って行かれていたので直線同士を隙間なくくっつけました。
後は1枚目同様、端をカット定規とカッターで仕上げて完了です。
床施工のコツ
ダイニングにクッションフロアを実際に敷いてみて大変だったポイントをまとめてみました。
いびつなカタチに合わせて型どるのが大変
床のカタチに合わせて下線を引くときに、左右反対に目印を付けないといけなくて頭が混乱しました(笑)
広い部屋の施工になるとクッションフロア1枚も結構な長さになるので、固くて重いクッションフロアを操るのは結構大変な作業です。
作業中に無意識にズレて誤差が出る
広い範囲なので、固定していないと施工中にズレて思わぬ隙間ができてショックなことになります。
確定させた部分から固定していくのがポイント
ヘリンボーンはお洒落だけど柄合わせが大変!
お洒落なんですけど…柄続きになるものの落とし穴はこれですね。
ストレートなフローリング柄に比べると、やはり難易度は上がってきます。
クッションフロアのロールがとにかく重い!!!
これがもう…本当に大変でした…
我が家は、廊下~キッチン~ダイニングまで、統一して同じ柄にしたので、到着したクッションフロアのロールは5m!
とてつもなく重い筒を、狭い空間で伸ばして採寸するのは本当に本当に大変でした…
長方形などの綺麗なカタチのお部屋なら、床を転がして移動させられるのでそれほど重さに左右されることはないかも知れませんが、いびつな床の場合は覚悟が必要です…!
まとめ
壁紙張りに比べて、重さのあるクッションフロアは大変な部分もありますが、容量さえわかっていればすぐに取り掛かれるDIY。
床が変わるだけで、「リノベーションしたの!?」と言うくらい部屋全体の印象も変わってきます。「なんとなく今の部屋の雰囲気を変えたいな」と思ったら、お好みなクッションフロアをチョイスしてぜひセルフリノベしてみてください。
