こんにちは、sunny childです。
賃貸マンションに住んでいて「いろいろお洒落にしてみたけどなんだかパッとしないな」と思ったこと、ありませんか?
私は、リビングにクッションフロアを敷いたり、壁をペンキで塗ってみたりと手を加えたのですが、なんだかしっくりこない時期がありました。
その時に気づいたのが、壁と床の境目にある帯状のもの。ここが変わると、お部屋の印象がガラっと変わったのです。
今回は、我が家で実際にやっている100均アイテムでできるDIYアイデアをご紹介します。
巾木って何?
まずは、このパーツの名前から。
壁と床の境にある6cmほどの帯状のものを『巾木(はばき)』と言います。
『幅木』と書くこともあるようです。
巾木の役目
壁の一番下に取り付ける帯状の仕上げ材のことで、壁の保護及び壁と床の見切り材(目隠しのようなもの)として用いられています。
掃除機が当たった時に汚れたり、凹みが付いて傷むのを防いでくれているそう。
あまり気にしたことがない部分ですが、ほとんど全ての建物で用いられている重要な仕上げ材です。
巾木の種類
住居で一般的に使用されているのは、
ビニールソフト巾木
我が家に元々付いているのはこのタイプ。
一番安価で、賃貸によく用いられるものです。
かなり安いので万が一、賃貸DIYで破損や汚してしまっても買い替えやすいですね。
木製巾木
賃貸に住んでいる私にとって憧れの木製!
お洒落で高級感がありますが、値段はグッと上がります。注文住宅などでよく使われていますね。
賃貸DIYに使うには少し勇気がいります…!
クッション巾木
クッション材でできているタイプの巾木。小さなお子様がいるご家庭にぴったりですね。
比較的安価でカットもしやすいので、賃貸DIYにも取り入れやすそう。これなら既存の巾木の上から貼り付けることもできそう。
ビニールソフト巾木を木目調へDIY
もともと付いていたのがビニールソフト巾木の濃い茶色で、なんだか業務的でパッとしなかったので、100均で手に入る木目調リメイクシートを使って『なんちゃって木製巾木』にセルフリノベしていきます。
巾木DIYに必要なもの
ビニールソフト巾木から木目調にDIYするために必要なものはこれだけです。
- 好みのリメイクシート
- カット定規
- カッター
- ハサミ
下準備
貼り付ける前に、下準備をしていきます。
濡れた雑巾で元々の巾木を拭き掃除
パッと見た印象では綺麗に見えても結構汚れが付いているもの。ここで拭き掃除をすることで、施工後の持ちが良くなりますので、必ずやっておきましょう。
乾いた布で仕上げ拭き
水分が残っているとシールが剥がれやすくなるので、空拭きも忘れなく。
リメイクシートをおおよその幅にハサミでカットしておく
100均で売られているリメイクシートは大体30~45cm幅。
施工する既存の巾木は6cmほどなので、そのまま貼っていこうとすると大きすぎてあちらこちらにシール面が付着したり、歪みやすくなってしまうので、あらかじめカットしておきます。
この時、貼り付ける巾木の高さ+2cmほどが目安です。
ピッタリサイズにカットしてしまうとちょっとの誤差で歪んだ時に隙間が空いてしまって不格好な仕上がりになってしまうので、必ず大きめにカットしたうえで、貼り付けてから余分な部分を切り落とすようにしましょう。
貼り付けのコツ
下準備が完了したら、いよいよ貼り付けていきましょう。
大きめにカットしたリメイクシートの剥離紙を剥がしたら、リメイクシートの既成のまっすぐな線が上になるように持って、巾木の上部+2mmほどの位置を目安に端から順番に貼ります。
空気跡が残らないように手の先で空気を抜きながら貼るのがコツ。
1枚目を貼ったら2枚目を…と順に繋げていって、柱にぶつかったら、カット定規とカッターを使って柱に沿わせてカットしましょう。
一通り貼り終わってから、リメイクシートの下部を+5mmを目安にカット定規とカッターで綺麗に整えていきます。
これであっという間に施工完了!
リメイクシートをカッターで切っていく作業が初めはなかなか難しいのですが、慣れてくれば、30分もあれば1部屋分の巾木をイメチェンさせられますよ!

ざっくりとコツをまとめると、
- 空気を指先で抜きながら貼り付けていく
- リメイクシートは既存のまっすぐな線を上に合わせると仕上がりが綺麗
- 巾木の上のラインぴったりに貼り付けるより、+2mmくらいで貼る方が持ちがよい
- 下も同様に、+5mmくらいで切り落とす方が仕上がりが綺麗
とってもシンプルな作業で、業務的な賃貸の巾木が木目調にイメチェンできました~!

まとめ
今回は、チークカラーの木目調にセルフリノベーションしましたが、100均には他にもたくさんのリメイクシートが。
タイル調やコンクリート調、大理石風にしても高級感が出そうですし、真っ白のマスキングテープを使えばホワイトインテリアにも挑戦できます。
アイデア次第で賃貸のありきたりのお部屋も『巾木DIY』で印象がガラッと変わるので、お好みのものでぜひ施工してみてください。