親子の暮らし

column08:小学生の夏休み|親子でごきげんに毎日を過ごす工夫をしてみた

今年も夏休みがやってきました。

子どもの頃は無条件で楽しみにしていた夏休みも、親になってみると覚悟のいる期間に……(笑)

仕事に出ていたら学童に入れられるのですが、そうでない場合は、いかに子どもと快適に毎日を過ごすかに頭を悩ませるのは、あるあるでしょうか?

在宅ワーカーママと小学生で過ごしている我が家も、今年で夏休み2回目。

去年の失敗と成功を参考に、2年目も工夫と協力でのりこえるべく、いろんなアイデアを新たに取り入れてみることにしました。

小学生の夏休み

①夏休みの宿題達成表

ものすごくシンプルやけど、夏休み初日に宿題を全てリストアップして印刷しました。

「宿題があとどれくらい残っているのか」

「作文・ポスターなどの宿題は何をやる予定にしているのか」

それらが一目で分かるようになっていれば、ペース配分も分かりやすいのかも。

ワーク・ドリルなどは親の〇付けも必須になっていたので、私も一緒に宿題をがんばる感覚で、

ワーク・ドリルの〇付けをしたら、その流れで私が宿題達成表にも〇印を入れるようにしています。

その時に、次の日はどれを達成するかも軽く打ち合わせもするようにしました。

自作の夏休みの宿題チェック表

②時間割制度

これは、すでに取り入れている家庭を見て「すごい~!」と感動したので実験的に取り入れてみることに。

おうちだけど、学校のように時間割に沿って過ごします。

時間が区切られていて、次に何をするべきなのかが事前に分かっているので、子どもも安心して1つの物事に集中できるみたい。

遊び時間も時間割の中の一つとして取り入れることで、飽きずに楽しんでくれました。

ベースとして毎日、学校のドリルと計算カード、こどもチャレンジは各科目1ページずつやると決めていて、

ワーク・ドリル系の頭を使う時間と、遊びの時間は交互にする方がよさそうだな~とか、これから実践しながら調整していきたいです。

そうそう、休憩時間も忘れずに(笑)

③お手伝いでおこづかい大作戦!

夏休みのお手伝い表

今、息子が一番楽しそうに取り組んでいるのが『おこづかい大作戦』。

お手伝いをすればポイントがゲットできて、1ポイントは1円として後で換金できる仕組みです。

子どもがあとで自分で計算しやすいように、内容の大小にかかわらず1つのお手伝いをクリア=10ポイントに設定しました。

(できるだけ差が出ないように時間のかかる作業は小分けにしたりして。)

達成感が味わえるようにジャンルに分けて、1つのジャンルで全てコンプリートすればクリアポイントももらえます。

たとえば、「そうじ」のジャンルには「掃除機」「床ふき」「トイレそうじ」「玄関そうじ」があり、この4つすべてをクリアすると40ポイントではなく50ポイントになるのです。

この「クリアポイント」が子ども心をくすぐったようで、ジャンルの中で1つだけ残っていると全クリアしたくなるみたいで、毎日進んでたくさんのお手伝いをしてくれるようになりました。

おかげで毎日、家中ピッカピカでめちゃめちゃ大助かり!

(普段、私が毎日できていないこともやってくれているのでいつもより家が整っているかも……!(笑))

夏休み中の、子どもの持て余す時間と、やることが増えて追われる母の時間をうまいことプラスマイナスできたみたいで、今のところお互いにストレスなく楽しく続けられています。

お手伝い1つで10円と考えるとかなり安いお給料だけど、項目がたくさんあるのでこのままの勢いでクリアしてくれると結構な金額になりそうです(笑)

でも、母の夏休み中に増えた負担(宿題のチェック、毎日3食のごはんづくり、一日中家のどこかから呼ばれるストレス)のこと思うと、「バイト雇ってでも自分の時間も確保したいわー!!」と叫びたくなるほどなので、この関係はwin-win。お互い上手く活用して、いつもより快適な家にしたいです。

なにより楽しんで取り組んでくれているし、掃除のやり方や洗濯の方法など、いつか教えたかった家事のやり方を自然に教えられるので良い機会やなと気づきました。

毎日追われていると、子どもに教えるより自分でやった方が早い!とつい自分だけでやってしまいますからね。

ちなみに、息子はこの夏に稼いだお金は大切に貯金して、18歳くらいまでに100万円貯めて車を買いたいそうです。(わりと現実的…!)

④おうちでラジオ体操

生活のメリハリをつけるために、夏休み中は朝にラジオ体操もはじめました。

自分の子どもの頃は、夏休みと言えばラジオ体操!という印象もあったのですが、最近は実施している地域も少ないようですね。

眠い目をこすりながら、言われるがまま朝6:30に近所の公園に集まってラジオに合わせて体を動かして、スタンプを押してもらって帰るのがなぜか嬉しかったのですが……

今の我が家の地域もラジオ体操の集まりがないので、家の中でおうちラジオ体操をすることにしました。

音楽アプリで「ラジオ体操」と検索するとすぐ出てくるので、スタート時間も自分で決められて楽!

そして、大人になってから分かったのですが、ラジオ体操ってめっちゃ体の筋肉ほぐせるんですね!

余裕で体を動かす小学生を横目に、ガッチガチに固くなった30代の体で「イテテテ…」と言いながらやってます。

もはや、自分のために子どもに付き合ってもらってる感覚ですね(笑)

夏休みのラジオ体操を自宅で

ラジオ体操が終われば、参加カードにスタンプを押してあげます。

たかがスタンプ。

されどスタンプ。

やはり嬉しいようです(笑)

親子で楽しく夏休みを過ごす

お休みで家で一緒に過ごす時間が増えると、ケンカになっちゃうことも増えるのですが、ちょっとした工夫でごきげんに乗り越えられるはず!

まだまだ小学生2年目。

そして、まだ夏休みは始まったばかり…!

自分の家、子どもの興味関心に合わせて、これからも取り入れられるアイデアがないか模索します。

そして、おこづかい大作戦と題して、お手伝いしてもらって適度に手を抜きながら、親子で楽しい夏休みを過ごして元気に終えたいです。

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