親子の暮らし

column001:子どもとの暮らしの中でDIYセルフリノベーションをはじめて感じたこと

子どもと始めるDIYのある暮らし

こんにちは、サニチャ(sunny child)です。

こちらではDIY施工についてではなく、子どもとの暮らしについて綴っていこうと思います。

DIYでセルフリノベをしながら暮らしをデザインしていく中で、感じたこと、新たな発見、気づきなど、等身大の自分で書いていくつもりです。

お付き合いよろしくお願いいたします。

さて、コラム第一回目は「子どもとの暮らしの中でDIYセルフリノベーションを始めて感じたこと」。

親子2人暮らしという生活の中でDIYをしている訳ですが、なぜセルフリノべを始めたのかと言うと「DIYしてもいい賃貸に出会ったから」です。

本当にきっかけはそれだけで、ここに住み始める前から木工のものづくりが得意だったわけでもなく、どちらかと言うと雑で不器用な方。

インテリアを学んでいたのでお部屋づくりは大好きで、家具屋に1年ほど勤めていた経験などもありますが、自分でやるなんて無理!

それでも始めたのは「ワクワクしたから」でした。

「あなたのために私は全てを我慢して、毎日働いて、家事もこなしてるのよ!感謝して!」だなんて子どもに絶対に言いたくない。どうせなら自分が好きなことを“自分のために”している姿を見せられる母親になれたらいいな。そんな風に感じ始めていた時に今の物件と出会ったのです。

ネットで間取り図を見ながらもう、ワクワクが止まらなくて、すぐに不動産に駆け込みました。

条件もすべてそろっていて「自分のために楽しめることはこれやー!」と確信。

つい、なんにでも「子どものためにやっている」という言い訳を並べたがっていた自分へのけじめのようなものでもありました。

「自分がやりたいからやってる」

「やりたくなくなればその時点でやめればいい」

「子どもが気に入っていなくても自分が気に入っていたらいい」

そう思っていたら、本当に色んなアイデアがすぐ浮かんできて「失敗してもいい!だって不器用な自分が施工してるんだもん仕方ない」と開き直れるまでに(笑)

そんな姿を傍で見ていた息子の反応はと言うと、

最初の頃は、幼稚園から帰って今朝と部屋の様子が変わっているとすぐに発見して「かーちゃんすごーい!」と目をキラキラさせながらいつも褒めてくれていました。

でも、そんなのも、最初だけ。(笑)

数か月ほどたったころから、いつまで経っても完成しない家に、褒めるのも飽きてきたらしく「まだやるの?」「もうおうち十分綺麗だからやらなくていいよ」と止められるように。

でも、“自分のために”やっているのでその意見はもちろん不採用(笑)

まだまだ4歳で「遊び」意外の大人の用事に長時間付き合ってくれない息子なので、できるだけ1人で行っていたのですが、子どもの長期休暇を機にDIYに誘ってみることに。

せっかくなので、本人のお部屋を一緒にペンキ塗りすることを提案。

すると、「やるー!」とノリノリで誘いに乗ってくれました。

その模様は

【子どもと一緒にDIY】チョークボードペイントで壁一面の黒板を作ろう!

の通りなのですが、私も今まで一人黙々と作業していたこともあり、子どもと喋りながら作業することはとても楽しかったです。

子どもと一緒にDIYペンキ塗り

なにより、普段の遊びではできないような大胆な作業に、目をキラキラさせて見たこともない集中力で作業に没頭してくれました。

もちろん、仕上がりの完璧は求められませんが、子どもと一緒に作った空間はとっても愛おしいものです。

単調な作業はすぐに飽きてしまい、大好きなライブごっこを始められてしまったので、部屋全部の照明を切られ、暗闇でミラーボールが瞬く中で残りのペンキ塗りをさせられたのは大変でしたが、それも全て子どもと一緒にやらないと起きない愛しいハプニングだと思ってます。

その後も、リビングや廊下のペンキ塗りも手伝ってもらったほか、子ども部屋のおもちゃ収納棚も一緒に作りました。

収納棚は、やすり掛けやオイル塗り、ビスうちまで手伝ってくれて、「たくましくなったな~」と関心させられました。

子育てしながら生活の中にDIYを取り入れて感じたこと。

それは、子どもが「作る」「直す」と言うことが自然な生活の一部になっていることです。

今までだったら、おうちの中で何か壊れた時、「あ~新しいの買おうか」と言っていた息子が、「これ、直せる?」「棚がいるんじゃない?作ろっか」と提案するようになりました。

親子でDIY

色んなものが簡単に安く手に入る時代。

だけど、『自分で作って愛でる』。そんな、昔は当たり前だった今の贅沢を体験させてあげあられるDIYと言うものは、とてもかけがえのないものなのではないかなと思っています。

私が子どもとの暮らしの中でDIYセルフリノベーションをはじめて感じたのは、「子どもは何だって楽しめる」と言うことかもしれません。